物流管理システム

ICタグ付きの物流管理シールの制作・加工を行います。運搬・貸出などの際にICタグリーダーにかざすだけで、商品管理ができるほか、タグ自体に情報を書き込むことができます。
追加情報や最新の状況などをタグに書き込むことで、リアルタイムな情報管理が可能です。

導入事例 : 東京国立近代美術館様

導入事例「東京国立近代美術館様」

東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の映画フィルム運用管理業務にRFIDタグを利用した実証実験を実施


株式会社廣済堂(以下廣済堂、本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤敏夫)と極東貿易株式会社(以下極東貿易、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平石崇)、松下電器産業株式会社パナソニックシステムソリューションズ社(以下松下電器、本社:東京都品川区、代表者:秋山正樹)は、東京国立近代美術館フィルムセンターの協力の下、映画フィルムの運用管理業務の効率化におけるRFIDタグの実用性を検討する実証実験を行いました。
今回の実験では、映画フィルムの保存を行っているフィルムセンター相模原分館(神奈川県相模原市)とフィルムの運用を行っているフィルムセンター(東京都中央区)との間において、定期的に運搬が行われている映画フィルムの運用管理業務について、RFIDタグを用いた管理モデルを検証しました。


【実験の概要】

現在、東京国立近代美術館フィルムセンターにおける映画フィルムの運用管理は、専用のフィルム缶にフィルムを格納し、紙の台帳などを用いて入出庫管理を行っています。今回、フィルム缶にRFIDタグを貼付することで、入出庫時におけるペーパレス化やチェックの迅速化などによる業務の効率化について、また、ハンディタイプの読取装置から既存の映画作品管理システムへのアクセスをBluetooth等の無線技術を活用し、リアルタイムな履歴の記録や各種情報の検索を収蔵庫内などの離れた拠点でも瞬時に行えることの実現性について、技術面、運用面での検証を行いました。
映画フィルム缶にRFIDタグを貼付するスペース(フィルム缶の側面)は、幅が約25mm程度しかないため、貼付が可能なサイズで、かつ大容量な情報が格納可能な日本テキサス・インスツルメンツ製の「Tag-itTM」のミニチュアタイプを使用しました。また、フィルム缶は、スチールやアルミといった金属素材でできており、運搬に使用する台車や保存庫の棚も金属製であるという、通常のRFIDタグでは金属素材の影響で通信ができない条件下において、金属素材の影響をなくすための加工を施すことで、スムーズな読取・書込を実現しました。


【今後の予定】

今回の実証実験により、映画フィルムの運用管理業務におけるRFIDタグの利用が技術的に可能となったことを受け、今後はRFIDタグのフィルム運用管理への利用の可能性を探るため、さらにコストや長期間におけるRFIDタグの耐久性などといった問題点の抽出、課題・機能要件の検討を行っていく予定です。

【参加企業】

・廣済堂:企画、全体設計、ラベル加工
・極東貿易:日本テキサス・インスツルメンツ製「TI-RFiDTM」国内販売特約店
・松下電器:RFID読取装置製造、販売
※「Tag-itTM」「TI-RFiDTM」は、テキサス・インスツルメンツの商標です。

参考図
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